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気が付いたら、13時ぐらいまで寝ていた。これだから、休みの日は良くない。 それにしても、前のエントリーから時間が空きすぎ。体調が悪かったり忙しかったりして、ずっと放ったらかしになっていた。 ライブドアの話で経済に関することは、まるで分からない。だから、ライブドアの時間外取引がどう、とかニッポン放送のフジテレビ向け新株発行がどうとかについては、まったくコメントできない。 そういうことは詳しいブロガーのみなさんにお任せする。 私はニッポン放送、強いてはフジサンケイグループが、ライブドアの傘下に下ることが良いことだとは到底思えない。私はフジ・サンケイグループの論調には全く同意しないが、ライブドアに乗っ取られることの方が恐ろしい。せいぜいあってもいいのは、ディノスがライブドアデパートと合体することぐらいだ(笑) 買収後どうするのか今後のビジョンが見えない、という指摘はよくある。だが、私は堀江社長は別にビジョンを持てないのではなく、敢て持たないのではないか、と思っている。江川紹子ジャーナルの記事によれば、堀江社長が目指すのは、「人気が全てを決める」ようなメディアだという。つまり、今後の方針についてさえ、世の中の大衆様にお任せということではないか。 つまり、堀江社長は徹底したポピュリストなのだ。ネットを媒介としたポピュリズム!なんて恐ろしいメディアなんだろう。 堀江社長が言うような「人気が全てを決める」傾向というか、「視聴率が全ての傾向」というのは、現在のテレビ報道などにも既にある傾向だ。「視聴率が全ての傾向」が例えば、松本サリン事件の時、河野さんを犯人に祭り上げてしまったような集団加熱報道を生み出す。集団加熱報道は事実よりも「あいつが悪者だ」という感情が先行し、正確な判断を見失う。 堀江社長が目指す、人気が全てのメディアとはこのような集団加熱報道に、ブログや掲示板を巻き込むような形になるのではないだろうか。つまり、「祭り」による世論形成だ。誤報だろうが、冤罪だろうが、過熱した祭りの参加者たちには見過ごされる。正義を振りかざしているつもりで、弱いものイジメに堕してしまう危険性が常につきまとう。 今までは報道機関だけの問題だったのが、ユーザーも巻き込まれることで、より正確な事実が見失われやすくなるし、もし間違いが見つかっても、祭りに乗ったユーザー側の責任は問われない。これは本当に恐ろしい。 現状では、ライブドア側の敗北に終わりそうだし、そもそも、今後の方針によっては、単なる杞憂に終わるのかもしれない。 だが、最近聞きかじった話では、堀江社長の周辺には、2chにかかわる人間や、大手<個人>サイトの人脈がちらつく。いわゆる、祭りの仕掛け人たちの存在だ。詳しくは知らないし、近づくと恐ろしい世界だというので、あまり突っ込みたくもない。だが、ライブドアの買収は、正規の報道機関が、そういった人脈の手法を真似ることになりそうで、私には本当に恐ろしいのだ。
by fortuna21
| 2005-02-27 23:41
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